オーダーメイドジュエリー専門工房のMisabou Studioです。
ＧＷ、前半は雨模様だそうで・・・。 昨日から、ここ高知もかなり雨フリフリです。
そんなお天気なので、太陽のようなオパールを登場させてみたいと思います。
太陽のフレアのような赤い色が特徴のファイアオパールです。
よ～く見るとオパール独特の斑（ふ）と呼ばれる遊色効果も少しみえています。
購入当時はもっと斑（ふ）が見えていたそうなのですが・・・。
オパールは乾燥や熱には弱い宝石です。扱いにも気を付けなければいけません。
長い間、使わずに仕舞っておいたオパールの指輪を、ある日突然着けてみようと取り出してみたらオパールじゃなくなってた（*注）・・・。
なんてことも実際に起こります。
*注）正確には、乾燥などの原因によりオパール特有の遊色効果が消えて無くなってしまっていたということです。
そういう事態を防ぐためにも、水に浸してあげたり、ミシン油をつけた柔らかい布で表面をサッと拭いて油膜を張ってあげるなどのメンテナンスも必要になってきます。
今回は、そんなデリケートな宝石オパールのリフォームのご注文です。
昔ながらのデザインの指輪を今っぽくアレンジしなおします！
まずは、デザインのご提案から。
石は横使いで、少し場面のあるデザインというのがお客さまのご希望でした。
後はおまかせでというオーダー。
（おまかせというのが一番難しいんですよ（笑））
いくつかデザインパターンを描きます。
ラフスケッチから、デザイン画を仕上げていきます。
お客さまに見ていただくデザイン画ですから、色があるものはイメージが湧くよう、簡単に着彩もします。
昔を思い出します。 ぬり絵が好きだったあの頃を・・・（笑）
この５パターンをお客様に提案することにしました。
あくまでもたたき台です。
ここからご希望のデザインを絞っていく作業が始まるのです。
が、 なんと！提案した５パターンの中でお気に入りを見つけてくださいました～！！ （やったー♪）
まさに、太陽のフレアをイメージしたデザインに決定っ！！
お客さまご自身も、笑顔がステキで太陽のように明るい方なのです^^
デザインが決まったら、いつものように制作開始です。
まずは、原型造り。
太陽の部分から作っていきます。
指輪ですから、腕の部分も必要ですね。
元の指輪についていたバケットカットダイヤ（角ダイヤ）も使えるようにうでの部分もデザイン・制作します。
こんな感じに・・・。
もうちょっと寄りで・・・。
これを、またまたいつものように鋳造して仕上げ工程を経て完成となります。
シンプルなラインでも、遊び心を少し入れながらオパールに見合う品のあるデザインに、しかも華やかにみえるように仕上げました。
あ、そうそう。 元の指輪のデザインはこういうのだったのです↓
それが、 このように・・・
生まれ変わったわけです☆
いかがでしたか？
お家で眠っているジュエリー、目覚めさせてあげてみてはいかがでしょう^^
Ｆ様、ありがとうございました^^
お出かけの際、和洋どんなお召し物でも使っていただけるデザインですので 是非楽しんでお使いいただけますと幸いです♪
最後まで読んでくださり、ありがとうございますn(_ _)n
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