オーダーメイドジュエリー専門工房のMisabou Studioです。
さっそくに前回からの続きです。

オーダーメイドジュエリー専門工房のMisabou Studioです。 今回は、リピーターさんからのオーダーメイド。 メンズ用のシルバーリングです。 第一声は、 「悪魔と炎をイメージした...
オーダーメイドジュエリー専門工房のMisabou Studioです。 今回は、リピーターさんからのオーダーメイド。 メンズ用のシルバーリングです。 第一声は、 「悪魔と炎をイメージした...
顔を彫っているところまででした。
引き続き彫り彫りをして・・・顔が出来てきました。
顔の周りを少し修正。
ラインの流れをよくします。
形になったところで・・・
目入れの儀式です。
といっても、何か特別なことをするわけではありません。
でも、目は重要です。”語る”パーツですから。
ライオンが生きるか死ぬかは”目”にかかっています。慎重にもなります。
どのような形で目をいれるか、しばし考えたあと・・・
目力を入れました。
遠めからでは分かり辛いので・・・
近めでどうぞ。
「目入れの儀式って、これだけ?」と思った方もいるでしょう。
完成時を想像して、原型時点ではこのような彫り込んだ「目(=眼球」にしました。
原型彫りが出来たところで、全体のバランスを確認します。
正面から。
右向いて~
後ろ向いて~
将来的にサイズ直しも出来るように、デザインの流れにワンクッションおいています。
もう1回横向いて~
腕のデザインになっている炎の感じも良いかんじです♪
指輪のサイズは18.5号。
ブカブカですが、とりあえず私の親指で雰囲気確認します。
原型が出来たら、鋳造工程を経て仕上げに向かいます。
鋳造からあがりたてホヤホヤ(?)の状態。
”湯口”という鋳造時につくおヘソの除去から始めます。
切って削って~
ヤスリがけ~
一手間一手間、とにかく丁寧に。
おへそも除去して、磨き工程へ。
長くなってますが、もう少しです。
お付き合いください。
ピカピカになりますように・・・磨いていきます。
磨いただけの状態だと、ライオンが女優ライトでも浴びたかのように顔の表情がとんでます。
シルバー光沢だけで、メリハリ(陰影)がないからですよね。
こうなると【いぶし】の出番です。
銀の持つ性質を利用して、金属の表面をわざと硫化させて黒く変色させます。
達磨に目をいれるように、ライオンの目も陰影をつけます。
彫りこんだ眼球も黒くいぶし加工。
炎の部分もメリハリを。
ライオンはアシンメトリー(非対称)なデザインなので、指輪を横から見たときもリングの表情が違ってみえるのも特徴。
男性用のリングなので、高さは抑え気味にしました。
品があり、且つ大胆さも備え持つ”粋なライオン”を目指した作品です。
完成しました!!
「作品」といいましたが、依頼を受けてMisabouで製作しているオーダー品は全て作品と考えています。
依頼者様とMisabouとで作り上げた作品なんです。
想い、ストーリーをセンス良く詰め込んでいく。
あなただけの特別な作品を、一緒に作り上げてみませんか?
最後まで読んでくださり、ありがとうございますn(_ _)n
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