オーダーメイドジュエリー専門工房のMisabou Studioです。
季節の移り変わりが早く感じられる今日この頃。
振り返れば時間はアッという間に過ぎたように感じますが・・・
振り返る間もなく、“製作優先”で(ブログよりも)ご注文の品々の製作に集中しておりますが、それでもご依頼いただいている皆様には、かなりお待たせしております。
(オマタセシテ スミマセンn(_ _;)n)
というワケで、ブログがご無沙汰気味ですが・・・決してブログをサボっているわけではありません!悪しからずっ^^b
有難いことに、ブログも楽しみにお待ちいただいている方がいるようですので~
さっそくに今回もオーダーのご紹介です!
結婚指輪(マリッジリング)と婚約指輪(エンゲージリング)。
最近は、結婚指輪は買うけど婚約指輪は買わずに、その分の予算を結婚指輪へ・・・
という方も少なくないのですが。
こちらの指輪を使って、新たにリフォーム&オーダーをする事に♪
プラチナのマーキースダイヤの指輪と、18金の指輪。
(私の記憶によると)お母様から譲り受けた指輪ということでした。
*私の記憶によると・・・というのは、実際に来房されてお話を伺いながらの打ち合わせでしたが、
実は、このオーダー1年程前のご依頼分の実例でして^^;
少し私の記憶が・・・あいまいに・・・(苦笑)
プラチナの指輪の方は、だいぶ変形をしていますね。
新たに作る結婚指輪は、ゴールドの方を利用します。
デザインの打ち合わせの上、原型を2通りご用意いたしました。
実際に原型をご覧いただいた結果・・・決まったのは、左側のデザインの指輪。
男性用は少しハードに、女性用は柔らかいラインになるよう違えてあります。
男性用から製作スタート。
原型を仕上げて鋳造へ。
鋳造をしたら仕上げのために、研磨をしていきます。
男性用のリングはシルバー製。
熱が加わると、シルバーは画像のように真っ白くなります。
それを地道に研磨していくと、いつも目にしているシルバー光沢が出てくるわけです。
女性用のリングは、元のゴールドのリングをそのまま使います。
最初に作った原型は、あくまでも形を確認いただくためのもの。
実際には、元の指輪を削り出して製作しました。
シルバーとゴールドの結婚指輪の完成です。
シンプルなデザインを選びがちな結婚指輪ですが、
少し遊び心がある個性もアピールする結婚指輪もいいですね。
実は、まだこれで完成ではないんです。
女性用の指輪にもう一手間加えます。
男性用と1点違うのは、テクスチャ加工(表面加工)。
どのようになったかというと・・・
一見、マット加工(ツヤ消し)のようにも見えますが、
よ~く見ると、マット加工よりも少し荒い感じもしなくはない?
って感じでしょうか。
これ、「ダイヤモンドダスト」と呼ばれているテクスチャです。
画像ではわかりませんが、実際には角度によってキラキラするんです!
これ、ただのブツブツではありません。
小さな小ぃさな反射面が多数あるので、光が反射してキラッキラッと品よく光るわけです。
まるで、ダイヤモンドダストのように・・・。
結婚指輪は、これで本当に完成です。
で、ダイヤの指輪はどーなった!?
と思ったあなた・・・
流石です。
ダイヤを忘れているわけではありませんが、次回どのように変身したかをご紹介します!
実は、この後・・・色々と意外な展開もありまして・・・^^。
次回をお楽しみに★
プラチナダイヤリングは、新しく枠を作り直すことはせずに、元のデザインをそのまま生かすことに。腕の裏側は”裏抜き”といって、凹状になっているのでその状態のままで腕を「絞る」というのも、実は難易度高め。ダイヤリングも無事にスッキリと、なんだかモダンなデザインに生まれ変わりました。この指輪に新たな人生の記憶が刻まれていくのでしょうね・・・。
プラチナダイヤリングは、新しく枠を作り直すことはせずに、元のデザインをそのまま生かすことに。腕の裏側は”裏抜き”といって、凹状になっているのでその状態のままで腕を「絞る」というのも、実は難易度高め。ダイヤリングも無事にスッキリと、なんだかモダンなデザインに生まれ変わりました。この指輪に新たな人生の記憶が刻まれていくのでしょうね・・・。
最後まで読んでくださり、ありがとうございますn(_ _)n
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