オーダーメイドジュエリー専門工房のMisabou Studioです。
■好きなモチーフをデザインに
オーダーメイドのご依頼のきっかけは、ご主人への誕生日プレゼント。
フィッシュフック（釣り針）デザインのネックレスを探していたというご主人への贈り物として、オーダーメイドのご相談をいただきました。
まずは、ご希望を伺いデザインの提案をします。
背が高く、体格も良いご主人とのこと。
フィッシュフックのデザインも、色々とパターンを変えてご提案しました。
実は、ご主人へのプレゼントだけではなく、社会人の長男さん、そしてバス釣りの夢を追いかける次男さんへのプレゼントも兼ねたご依頼でした。
3人共バス釣りが趣味とのことで、「好きなこと」をデザインしたネックレスを身につけ日々を過ごす・・・。
そんな奥様の想いと光景を想像するだけで、私まで笑顔になれる♪ 家族の愛がこもったオーダーの製作開始です！
◾️三者三様
３つ共、「同じようで少しずつ違うデザイン」をご希望です。
初回提案デザイン時に、
もう少し違いがあれば・・・
とのことだったので、アレンジ案の提案を行なっていました。
デザインの向きは同じで、デザインアクセントの切れ込みでアレンジができないか・・・？
そんなご要望にお応えして、少しずつ違えたデザインがこちら！↓
全長は最大縦３ｃｍまでのサイズ感です。
ミサスタ（Misabou Studio）のブログにはよく登場している緑色の物体ですが、ロストワックスといわれる鋳造用の型を製作するためのロウソクのような素材のものです。
まずは、この素材を用いてワックス原型を製作します。
デザインの打ち合わせ時には、デザイン画で平面的なイメージの確認ですが、原型製作を行うことで立体的なイメージとして確認していただけるようになります。
更に、この原型はこの後の鋳造工程で実際に使用する本番の形状の物になるので、この原型の出来が最終の仕上がりに影響してくるのですから、原型チェックは大事なポイントになります。
◾️仕上げ加工
ワックス原型が出来たら、鋳造工程へと移ります。
鋳造は専門の工場で行いますので一度原型を工場へ送って、鋳造後の状態から再び当工房で仕上げ加工を行います。
鋳造後は「湯道」と呼ばれる凸状の突起物が残っているので、これを除去するところから仕上げ加工のスタートです。
湯道を取り除いたら、全体を研磨していきます。
金ヤスリ、紙ヤスリなどのヤスリ類で全体の研磨を行い、回転工具を使い細部の研磨も行います。
最終の艶出し仕上げを行い、燻し加工でアクセントをつけて完成です。
裏面には名前を刻印。
＊ミサスタでオーダーいただいた方には無料で刻印サービスを行なっております。
真ん中がご主人用。
両サイドが息子さん用。
男性用なのでボリューム感もしっかりある仕様にしています。
といっても、重すぎたり着けにくい仕様にはなっておりません。
身につける物なので、ミサスタでは当然ながら着用感にもしっかりこだわった仕様を心がけています。
「家族」という統一感を表現しながら、「個性」あるかたちの特別なデザインのオーダーメイドが仕上がりました。
素材はスターリングシルバーです。
チェーンはシルバーチェーンをオーダーメイド特典としてサービスでお付けしています。
フィッシュフック（釣り針）は「幸運を釣り上げる」という意味があるモチーフ。
釣り針には [返し] がついて魚が逃れられないことから「幸福を確保する」という意味もあるフィッシュフック。
Misabou Studioでは、女性デザイナー兼職人ならではの繊細且つダイナミックな感性を生かし、あなたの特別をかたちにするお手伝いをさせていただいております。
あなたも幸運のモチーフを、あなただけのデザインで身につけてみませんか？
◾️４年後…
実は、今回のオーダーは2016年当時のオーダーでしたが、その4年後の2020年に次男さんがネックレスを失くしてしまったとのことで、「同じものを作って欲しい」という再オーダーのご相談をいただきました。
もちろんOKです！ご安心ください！！再度お作りすることは全く問題ございません。
失くした〜！(汗) なんていう場合も遠慮なくご相談ください^^
最後まで読んでくださり、ありがとうございますn(_ _)n
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