高知のオーダーメイドジュエリー専門工房のMisabouです。
Misabouでは凝ったデザインから超シンプルなものまで幅広く色々なオーダーをいただきますが、今回はきわめてシンプルなボディジュエリーです。
ボディジュエリーといっても色々ありますが、「へそピ」っていう・・そう、へそ用ピアスです。
実は、ボディジュエリーはMisabouではいわゆる専門外のオーダーなんです。
諸手を挙げてお受けしているわけではありませんが、今回直々にお電話でご相談をいただき・・
お話を伺う中で、(シンプルなデザインのもののようだし)なんとかお役に立てるのであれば・・・という思いで特別にお受けすることにしたといういきさつがあるのです^^;
*ボディジュエリーは、ご希望条件によってはお受けできない場合もございます。
なんでも、サプライズ用のプレゼントとのこと。
ご本人が使っているピアスを 「こんな感じのデザインなんです」 と、こっそり写真に撮って送ってくださいました。
私の大事なパートナーに送るピアスなんです。
サプライズで送ろうとしているので、写真を撮るのに苦労しました。
苦労して撮って送ってくださった写真には、石が1個ついてあるごくノーマルなへそピアスが写っていました。
そのピアスと同じデザインを、K18イエローゴールドでのご注文。
何の石を使うか・・・オニキスかぺリドットか・・・悩まれていたようですが、最終的にオニキスを使うことに決定!
5mm径のラウンドカットのオニキス。
今回はデザインは、既に決まっていましたからすぐに制作へと入ります。
この枠の原型製作から開始です。
石を包むような枠にします。
裏底になる部分も、ぷっくりさせながら肌なじみと座りがよくなるように・・・
形に気を使いながら整えていきます。
形が決まったら、仕上げへ。
厚さや、ボリュームなど完全に整えます。
枠のワックス原型は、この後鋳造(キャスト)してイエローゴールドになります・・・。
ピアスなのでキャッチが必要になりますが、今回は18金のカットボールの既成パーツをキャッチとして使います。
枠とキャッチのバランスを確認。
↓ この枠とキャッチの間にポスト(シャフト)を取り付けることになります。
鋳造後、ゴールドになった枠へポストを溶接。
ポストサイズは、一般的な「14G*」で製作。
*『G』はゲージのことでピアスのポスト(シャフト)の太さ(耳を通す部分の太さ)を表す単位です。
ゲージの数字が小さくなるほど太くなり、数字が大きくなるほど細くなります。
14Gは約1.6mm径。
そのポストの先へネジ切りをします。
キャッチ用のカットボールのパーツへも、ちょっと細工を施した上でネジ切りをします。
ネジ切りを終えたら、最終の仕上げをして完成となります。
大切な人へのサプライズプレゼント♪
カットボールのキャッチで、ちょっとだけ既存のものとは差別化を意識したデザインです。
サプライズの結果が気になるところですが・・・^^
シンプルなへそピアスは、ひとまず完成です。
ボディピアスに関しては当方は専門ではないので、製作可能な仕様には限りがありますが、作れるものに関してはお作りさせていただきます!
可能なシャフトの形状は、ストレートかバナナ状の2タイプ。
市販のボディピアスのようにステンレスやチタンなどの特殊合金素材での対応は出来ませんので、悪しからず・・・^^;。
最後まで読んでくださり、ありがとうございますn(_ _)n
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