高知のオーダーメイドジュエリー専門工房のMisabouです。
今回のオーダーメイドは、自分用のネックレス。
好きな数字、ラッキーな数字など、こだわりナンバーがある!という方も結構いらっしゃいます。
数字のモチーフは、オーダーメイドにおいてもかなり人気のモチーフです。
デザイン
自分用に10番のペンダントを探しています
参考画像の様な形でサイズは少し大きめな物を希望しています
ここでの「参考画像」というのは、お客様がご自身で見つけた希望イメージに近いデザインの画像。
転載はできないのですが、画像は1と0の間に石が入っているシンプルなデザインのものでした。
参考画像を元に、更にご希望を踏まえてデザインアップをします。
内合わせの中で、
「デザインは、このデザインで、、、書体は、こっちのデザインが良い、、。」
というように細かいご希望ご要望をいただきながら、アレンジアップを行います。
この打ち合わせ時のデザイン提案は、Misabouではご納得いただけるまで何度でも無料で行っています。
製作
デザインが決まったら、いつものようにワックス原型から製作開始です。
形状について、
全体的にフラットな板状なんでしょうか?
角を取って丸くする事は可能でしょうか?
このような質問を事前にいただきました。
そうですよね。
実際にどうなるのか、、というのは不安な部分かと思います。
時々あるんです、、、。
「エッジはつけてください。でも、ケガしない程度に。」
「切ったりしないように、角は丸めてください」
などのご注文が。
概ね、フラットなフォルム(平打ち)か丸めのフォルム(甲丸)かのご希望を伺いますが、
平打ちフォルムの場合、角の仕上げの程度についてはデザインの仕様や希望に応じて対応をしています。
まず基本的に、ケガをするような危険な仕様の仕上がりには絶対に致しません!
なので、ご安心を!^^
ジュエリーという身に着ける物を作る者としては、危険な仕様のジュエリーを作るなんて本末転倒ですから^^;
今回のエッジの仕上げは、少し角を落とす程度の仕上げに。
ワックス原型が完成したら、次の工程「鋳造」へ。
素材
素材は、当初はプラチナかゴールドをご希望でした。
ただ、ゴールドやプラチナ素材は、シルバーと比較するとかなり高額な素材となります。
シルバーの場合、1g違っても素材代としてはさほどの違いはないんですが、ゴールドやプラチナは1gの違いは金額に大きく影響をしてきます。
オーダーメイドは、もちろん”予算”があることです。
予算内に収まるよう、ご提案やご案内をするのも打ち合わせのポイントの1つです。
素材がシルバーの場合は錆びないようにコーティングなどは可能ですか?
このように、シルバーの「錆び」を心配する声はよく聞きます。
そうですよね~綺麗な状態で使いたいですもんね~、、。
ただ、誤解ないよう、、、シルバーは錆びません!
茶色~黒っぽく変色するのは、錆び(酸化)ではなく主に硫化による反応が原因なんです。
なので、鉄が錆びるのとは意味が違ってきます。
シルバーは硫化が原因で脆くなったりはしませんので、ご安心を。
(詳しく説明すると、少し専門的になるのでここでは今回は割愛させていただきます^^;)
とはいえ、シルバーの変色が気になる方もいるわけでして、そこで変色防止によく使われる技法がメッキ加工。
最終的に、素材はシルバーで、ゴールドメッキ加工仕上げをすることに。
鋳造でワックス原型がシルバーに置き換わりました↓
鋳造時にできる、湯道(湯口)を除去。
研磨をして仕上げていきます。
真剣な作業している時の表情がちょっとコワい^^;
下仕上げが済んだら、磨き作業。
艶が出たら、メッキ加工をして完成となります。
完成
チェーンもシルバー製ですが、トップと同じくゴールドメッキ加工をします。
チェーンの長さは、50cm。
トップは、縦最大3cm。
金色になるだけで、インパクト感が違ってきますね~
斜め重心が、粋なポイント♪
ナンバー10ネックレス、完成です。
あなたも、お気に入りナンバーを、オリジナルのデザインでアクセサリーにしてみませんか^^?
最後まで読んでくださり、ありがとうございますn(_ _)n
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